参考にしたい!青汁を活用する健康法とは

青汁は栄養価が高く、副作用がないのでさまざまな健康法に活用されています。
どの健康法も先人達の英知が詰まったもの。

 

参考にしたい!青汁を活用する健康法とは

かなりハードな健康法もあり、そのまま実行するのは難しい面もありますが、同じ青汁を飲むなら健康法も参考にして、より効果的に青汁を楽しみましょう。

 

それでは青汁を活用する代表的な健康法をご紹介します。

西式健康法

西式健康法

西式健康法とは、日本で初の地下鉄を設計した土木技師、西勝造氏が創始した健康法です。

 

西氏は膨大な医学、民間療法などを独学で研究して得た知識もとに独自の健康法を考案し、科学的に実証しました。

 

部分的な症状のみ着目する現代医学のアンチテーゼとして薬を一切使用せず体質を根本から改善していくことを理念としています。

 

西式健康法は以下の4原則があります。

  • 栄養(現代の栄養過多に対し、断食・生食療法など食事を減らすマイナスの理論で体の機能を修復する)
  • 四肢(手足の血液循環などを促進する)
  • 皮膚(皮膚の排毒作用を高める)
  • 精神(道徳・心理学などメンタル面からアプリローチする)

代表的な治療法の一つに生食療法があり、生野菜を食べることで栄養を大量に摂取し、身体を活性化させることを目的としています。

 

生食の方法として灰汁の少ない葉菜(ほうれん草、セロリ、キャベツ、白菜など)と根菜(大根、ニンジンなど)を同量とし、合わせて1300g程度をすりつぶして食べます。

 

通常青汁はすりつぶした野菜のカスを濾して絞りとったジュースのみ食しますが、西式健康法ではすりつぶした野菜をカスごとそのまま食べます。

 

生野菜を食べることにより、腸内環境を改善し、体質を改善することでアレルギーなど現代の病が治癒できるとしています。

甲田療法

甲田療法

西式健康法を継承する代表的な医師、甲田光雄氏が提唱する健康法です。

 

甲田氏は西式健康法の4原則のうち、「栄養」を特に重視し、西氏の提唱する生食療法を「究極の小食」と考え、研究を重ねました。

 

しかし断食では体調面で長期継続が難しい人が大勢いることを実感し、さらに独自の工夫を加え「1日2食健康法」を完成させたのです。

 

西式健康法は野菜をすりつぶしたものをカスごと食べますが、甲田療法の場合はカスを除いたジュース(青汁)を飲むことを推奨しています。
「1日2食健康法」のポイントは以下の通りです。

  • 朝食を抜き、代わりに青汁を飲む
  • 昼食は今までの8割に減らす
  • 夕食は腹八分目を心がける
  • 水を1日1.5リットル〜2リットル飲む

究極は食事を青汁のみとすることでどのような難病でも克服できるような身体を作っていくことを目的としています。

 

甲田氏の患者には1日の食事として青汁のみを食すことを長年続けた結果、病気を克服し健康に生活している人が複数人いると言われています。

遠藤式緑葉食健康法

遠藤式緑葉食健康法

「青汁の父」と呼ばれる遠藤仁郎氏が提唱する健康法です。

 

岡山県で医師をしていた遠藤氏は肺炎を患う長男、急性肝炎で寝込む妻のために戦時中でも比較的手に入りやすかった青菜をすりつぶしてジュースを作り、家族に飲ませました。

 

すると家族は驚くほど早く回復したのです。そして妻ヒナコ夫人は遠藤氏の考案した野菜のジュースを「青汁」と命名しました。

 

青汁の素晴らしい効能を実感した遠藤氏は、緑黄色野菜をしっかりと摂っていればカロリーやタンパク質などは少しでよいという研究結果をもとに緑葉食健康法を提唱しました。
遠藤氏は「完全食」として以下のバランスで食事をすることを推奨しています。

(1)熱量源:米・麦・雑穀・イモ類
(2)タンパク源:肉・魚介・卵・大豆
(3)ビタミン・ミネラル源:野菜・山菜・海藻類
(3)は(1)(2)の2〜3倍の量を食べ、(3)の量を多く摂れるよう青汁を活用します。

遠藤氏は「せっかく青汁を飲んでもその他の食事が栄養の偏ったものや、添加物の多いものを食べていると効果は薄い」と著書の中で述べています。

 

日々の食事を完全食とすることで青汁の効能が最大限に発揮できるのです。

ナチュラル・ハイジーン

ナチュラルハイジーン

ナチュラル・ハイジーンとは薬や手術など対処療法に終始する西洋医学に疑問を抱いたアメリカの医師たちによって提唱された健康法です。

 

「健康も病気も自分が作り出す」という考え方のもと、適切な食事で健康な身体を作っていくことを理念としています。

 

ナチュラル・ハイジーンの「食事の三原則」は以下の通りです。

  • 水分を多く含むものを食べること(すなわち果物、生野菜)
  • 食べ物は適切な組み合わせで食べること(果物と野菜以外の食品を1つ以上とらない、肉などは必ずたっぷりの野菜と共に食べる)
  • 果物を適切な時間に食べること(午前中もしくは空腹時)

ナチュラル・ハイジーンでは朝食にフルーツのみを食べることを推奨していますが、果物の代わりに生の野菜で作ったグリーンジュース(青汁)でもよいとしています。

 

果物や野菜の栄養を最大限に摂り、他の種類の食べ物をなるべく口にしないことで食べ物を消化する負担を減らし、体内を浄化させることを目的としているのです。

ゲルソン療法

ゲルソン療法

ゲルソン療法とはドイツの医師マックス・ゲルソンが考案した食事療法です。

 

欧米ではよく知られており、このゲルソン療法で薬を使用せずに数千人のガン患者が回復したと言われています。

 

ゲルソン療法の6原則は以下の通りです。

  • 塩を極力口にしない
  • 油脂類と動物性たんぱく質を制限する
  • 多種類の野菜ジュース(青汁)を大量飲む
  • コーヒー浣腸を1日数回行う(浣腸器にコーヒーをまぜたお湯を入れ、浣腸する)
  • アルコール、カフェイン等を口にしない
  • 玄米、野菜などを食事の中心とする

原則の中に出てくる「多種類の野菜ジュース」は以下のようにして飲むことを推奨しています

  1. 季節の生の野菜で作った野菜ジュース200ml程度を1日4回以上飲む
  2. 水を入れずジャガイモと野菜を低温加熱して作ったスープを1日2回飲む

新鮮な野菜を大量になるべく加熱せずに食べることで人間が本来持っている自然治癒力を高め、ガンだけでなく痛風、腎臓病などに効果を発揮するとしています。

 

こうしてみると様々な健康法がありますが、どの健康法も生の野菜の大切さを強調しています。

 

健康な身体を作り維持していく上で青汁は重要な役割を担っていると言えるでしょう。